学年便り_1年_

初めての人権教育、同和教育「にこにこぷんぷん」



 1年生では、友達とのかかわりが深まってきている一方で、けんかが起きることもあります。その中には、言葉不足や、相手の気持ちを考えない一方的な言動がきっかけになることがあります。そこで、友達とけんかになりそうになった時にどうしたらよいのかを、役割演技を通してよりよい解決方法を見付け、実践しようとする気持ちが高まるよう、「にこにこぷんぷん」という話を題材にして学習しました。
  



怒っている「かずおさん」「しげおさん」の言葉や気持ちを考えることで、子どもたちは、「このままではいけない!」という思いをもちました。「どうすればよかったのか。」ということを考える中で、「『言葉』がチクチクしているから、ふわふわした言葉に変えるといいのではないかな。」と言う子が出てきました。そこで、どんな言葉で言えばいいのかを考え、役割演技を行いました。子どもたちからは、「今、手が当たったよ。」と相手に教える言葉、「なんでたたいたの。」と理由を聞く言葉の他、「優しく言った方がいいね。」「相手の気持ちを考えて言うといいよ。」などの気付きも出てきました。
 



今回の学習で、登場人物のけんかの原因や解決策を考えることを通して、友達と共感的、受容的にかかわることの大切さに気付いた子どもたち。これからの学校生活に生かし、笑顔のあふれるにじいろ学年でいてほしいと思います。


2020年08月04日